1.視察日

   2019年1月29日(火)

2.視察先

   西部航空方面隊春日基地・西部航空警戒管制団・第19警戒隊
   「海栗島(うにしま)分屯基地」(対馬市上対馬鰐浦)

3.基地対応者

   第19警戒隊長兼海栗島分屯基地司令 2等空佐 髙橋 直之 様

4.行程

  ・08:30〜 ヘリコプター搭乗手続き
         搭乗機種は、航空自衛隊CH-47J輸送機
  ・09:20〜 「板付基地」出発 〜 10:10「海栗島分屯基地」着
  ・10:20〜 分屯基地の視察・研修
        (基地司令表敬、基地状況・任務説明、質疑応答、基地内視察)
  ・12:35〜 上対馬の関係施設視察
  ・13:30〜 洋上から「海栗島分屯基地」視察
  ・14:25〜 分屯基地出発 〜15:10「板付基地」着

5.視察内容

 今回の「福岡県議会防衛議員連盟」による管外視察先は、西部航空方面隊春日基地・西部航空警戒管制団・第19警戒隊の「海栗島(うにしま)分屯基地」(対馬市上対馬鰐浦)でした。


 「海栗島分屯基地」までは、「福岡空港」から航空自衛隊CH-47J輸送機に乗り、片道45分の空路でした。

 映画やテレビなどで輸送機・内部の映像を見たことはありますが、実際に乗ったのは初めてです。

 まるで映画の一場面に自分がいるかのような感じで、さながら「ミッション:インポッシブル」トムクルーズになった気分でした。

 第19警戒隊は、対馬北端の二重離島である海栗島に所在する部隊です。

 韓国・釜山から49.5kmに位置し、国境監視・防衛、離島防衛の 最前線の基地です。空気が澄んでいる日は、部隊から釜山の町並が見えることもあるそうです。

 部隊の任務としては、他のレーダーサイトと同様、24時間365日、一寸の休みもなく連続不断の警戒監視および、それに必要な装備品等の運用維持や基地の運営に必要な基地業務を主な任務としています。

 この基地では、警戒管制レーダーにより領空侵犯(の虞がある)航空機の警戒と警備にあたり、防空指令所(西部航空方面隊春日基地)並びに航空団(追記基地、新田原基地)との連携により措置を執り行っています。

 大変貴重な体験でした。基地隊員の皆様のご奮闘に心から敬意を表します。